LIXIL住宅研究所(東京都江東区)フィアスホームカンパニーでは、4月から開始された「住宅の省エネ基準適否の説明義務化」に対応するため、住宅の省エネ性を建築前から提示できるシミュレーションツール「e‐Report」に「省エネ基準適合結果報告書」を追加した。フィアスホームの特長であるオリジナル高性能パネル物件を対象に、省エネ性能の見える化をさらに推進する。
同社では、義務化以前から住宅の省エネ性能の見える化に取り組み、設計段階での省エネ効果として、気象データや電力会社プランをもとに室温・光熱費などをシミュレーションした「e‐Report」を建築主へ提示してきた。今回「省エネ基準適合結果報告書」を追加し、省エネ基準への適合、ZEH要件適合、HERT20適合などの可否をわかりやすく記載することで、各補助金の申請などを促し、省エネ住宅の普及促進を支援するとしている。新たな「e‐Report」は4月から導入を開始し、今後全棟を対象に提供していく。
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