国土交通省は6月7日、2021年度の「BIMを活用した建築生産・維持管理プロセス円滑化モデル事業(パートナー事業者型)」として、『発注者の資産となるべき情報のBIM活用における調査・ 検証・課題分析』(明豊ファシリティワークス)や、『増築工事における、BIMモデル活用による生産性向上の検証』(東急建設)など5件の採択を決定した(うち2件は、別途募集の同事業・先導事業者型で採択されなかった提案のうち一定の評価を得たもの)。
BIM(Building Information Modeling)は、コンピュータ上に作成した建築物の3Dなどの形状情報に、室等の名称・面積、材料・部材の仕様・性能、仕上げ等の属性情報も加えた建築物情報モデルを構築するもの。
同事業(パートナー事業者型)は、BIMを通じたデジタルデータの活用による生産性向上、建築物・データの価値向上や様々なサービスの創出等を通じたメリットの検証や、課題の分析等について、建築BIM推進会議と連携し、提言を行うため自らの費用負担で検証する取り組みを採択するための公募。
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