セコム(東京都渋谷区、前田修司社長)とLIXIL(東京都千代田区、藤森義明社長)は、日常的な家事手伝いからリフォームまで含めた総合的な生活支援サービスを4月2日から開始する。セコム60%出資、LIXIL40%出資の新会社くらしテル(東京都渋谷区、三澤敏宏社長)が提供する。
新サービスの名称は「生活太助(せいかつたすけ)」。セコムが同社のホームセキュリティーサービスを契約する世帯(約77万件)向けに提供してきた「ホームサービス」を元に、LIXILの持つ建材・住宅設備分野でのソリューションを加え、日常生活での困り事にワンストップで対応する。
具体的には、コールセンターで一括して利用者からの相談を受け、必要なサービスを地域のパートナー企業と連携して提供する。サービスの契約はくらしテルが元請けとなって行い、日程調整から支払い、サービス・工事の進ちょく・記録管理なども一括して行う。
提供するサービス内容は、家事サポート、住まいの手入れ、家財の手入れ、ガラスが割れたなど突発的な困りごと、省エネ関連サポート、地震対策サポート、高齢者向けサポート、住宅リフォームの8分野。
3年後までに単年度で売上200億円を目指す。
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