見積もりプラットフォーム「ミツモア」を運営するミツモア (東京都千代田区)は、5月の庭の手入れの依頼数が前月と比較して約1.6倍、前年同月比では約3.5倍となり、過去最高を記録したと発表した。
庭の手入れの依頼数の増加は、約27種類250サービスのカテゴリで展開している同社においても、非常に顕著となっているという。同社ではコロナ禍で「おうち時間」が増加するなか、「庭木をきれいにしてリフレッシュしたい」というニーズの高まりがその背景にあると分析。また、在宅勤務により業者の作業に立ち合うことができるようになったことも要因の一つにあげている。
同社で依頼可能な庭の手入れサービスは、「庭木の剪定」「庭木の伐採・伐根」「草むしり・草取り(手作業)」「草刈り・芝刈り・除草(機械刈り)」「芝張り・芝生の手入れ」「樹木の移植・庭木の植え替え・植栽」の6サービス。依頼者は、専門業者を電話帳やインターネット検索で手間をかけて探すことなく、最速5分で庭の手入れの相見積もりを取ることができる。
同社はコロナ禍での巣ごもり需要により、自宅内を快適にするサービスのニーズが顕在化すると考えマーケティングを強化。需要の高まりに合わせ、事業者が作業中でも依頼に対応できるよう、依頼に対してあらかじめ事業者の設定した条件、料金設定をもとに自動的に見積もりを作成し応募を行う「自動応募」サービスをシステム利用料無料で提供している。今後は、「ミツモア」に登録する工務店や専業業者などの事業者登録をさらに増やしていきたい考え。事業者登録は無料。
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