大建工業(本社:大阪府大阪市)とホクシン(同岸和田市)は3月26日、MDF事業における製造(相互供給)、調達、技術開発について、子会社の異動をともなう業務・資本提携を締結した。
国内の年間MDF需要量は、2009年の約65万6000立米から2010年には14%増の約74万5000立米に増えている。こうしたなか、MDF供給量でトップシェアをもつ両社が提携することで、MDFの安定供給と品質向上を図るのがねらい。相互供給による生産の合理化や、原材料の安定調達、コスト低減といった相乗効果にも期待している。
これにともないホクシンの完全子会社でMDF製品販売のC&H(同岸和田市)の発行済み株式の51%を大建工業が取得する。
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