国土交通省は5月31日、4月の新設住宅着工戸数を発表した。分譲住宅は減少したが、持家と貸家が増加したため、全体で前年同月比7.1%増の7万4521戸で2カ月連続の増加となった。季節調整済年率換算値は、前月比0.3%増の88.3万戸で4カ月連続の増加となった。
持家は前年同月比8.8%増の2万2877戸で6カ月連続で増加。昨年の緊急事態宣言による大幅減からの反動増となった。過去10年間の水準としては下から2番目の水準。貸家も13.6%増の2万8825戸となり2カ月連続で増加。分譲住宅は0.3%減と微減で、戸建ては0.6%減の1万1595戸で17カ月連続の減少、一方マンションは0.5%増の1万776戸で2カ月連続の増加となった。
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