不動産情報サービスのアットホーム(東京都大田区)は5月27日、同社の不動産情報ネットワークで消費者向けに登録・公開された首都圏新築戸建ての4月の価格動向を発表した。
首都圏全体の平均価格は3970万円で、前月から0.3%上昇。エリア別では「千葉県他」が前月からわずかに下落したものの、「東京都下」、「横浜市・川崎市」、「さいたま市」、「千葉県西部」の4エリアで1%以上の上昇率となるなど全体的に上昇が目立つ。「東京23区」、「東京都下」、「さいたま市」、「埼玉県他」、「千葉県西部」の5エリアは2017年1月以降で最高額となった。
前年同月比では、8エリア全てで3カ月連続前年超えとなるなど、2020年4月頃からの上昇傾向が継続。中でも「さいたま市」は、前年同月比+9.3%と大幅に上昇。差額も300万円を超えている。平均価格指数は、8エリア全てで2カ月連続100超えとなっている。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。