立川ブラインド工業(東京都港区)はこのほど、ロールスクリーン「ラルクシールド」、タテ型ブラインド「バーチカルブラインド」にラインナップしている抗ウイルス加工生地「ポルテII」に対して実施した抗ウイルス性能評価試験の結果を発表した。一般財団法人日本繊維製品品質技術センターによる試験では、生地に付着した新型コロナウイルスの大幅な減少が確認できた。
同試験は、JIS L 1922「繊維製品の抗ウイルス性試験方法」に基づき、試験ウイルスに新型コロナウイルス(SARS-CoV-2)を用いて、時間経過によるウイルス粒子数の変化を確認したもの。結果、2時間後の感染性ウイルス粒子が、接種直後と比較して99.9%以上減少していることを確認したという。
「ポルテII」は、6月リニューアル予定のロールスクリーン「ラルクシールド」と、4月にリニューアルしたタテ型ブラインド「バーチカルブラインド」に各6色ラインナップしている。コロナ禍による衛生面への意識の高まりを受け、さまざまなシーンで採用が増加しているという。
参考本体価格(税別)は、「ラルクシールド」4万600円(幅2000mm×高さ2000mm)、「バーチカルブラインド」5万5200円(スラット幅100mm、幅2000mm×高さ2000mm)。
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