IoT機器およびプラットフォーム開発を行うcynaps(シナプス、東京都世田谷区)はこのほど、三弘(愛知県名古屋市)、シー・エイチ・シー・システム(東京都町田市)と複数の個人投資家から、総額2800万円の資金調達を実施したと発表した。
同社は、2020年8月にIoT対応のCo2モニタリング/換気アラートシステム「hazaview」(ハザビュー)の販売を開始。新型コロナ感染対策として店舗、事務所などの換気状況の見える化に貢献してきた。hazaviewは、Co2検出精度の高さに加え、洗練されたUI・UX、複数センサーをインターネット経由で一元遠隔管理できる機能が高く評価され、導入先はすでに300か所を超えているという。
こういった状況のもと、同社では将来のプロダクトラインの拡充を目指し、工業用計測装置の開発・販売を手掛ける三弘、ならびに空調・給排水等設備の設計・施工を行うシー・エイチ・シー・システム、その他企業および個人を引受先とした資金調達を実施。今後両社が保有する非IoT製品群のIoT化、IoT関連サービスの立ち上げなどに関し協力して取り組んでいく。
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