東急建設(東京都渋谷区)はこのほど、今年4月以降新たに着工するすべての工事において、100%再生可能エネルギー由来の電力(再エネ電力)を使用すると発表した。また、施工中の工事についても再エネ電力への切り替えを加速していくとしている。
同社では、3月に神奈川県で着工した2つの大型物流倉庫工事(ESR東扇島ディストリビューションセンター ・ESR川崎浮島ディストリビューションセンター)において再エネ電力を受電し、工事施工および事務所などで使用する電力すべてを、CO2を排出しないクリーンな電力としている。同社は、SBT(科学的根拠に基づいた排出削減目標)に認定されている温室効果ガス削減目標の達成に向け、電力使用による排出削減を推進するとともに、3月にはRE100に加盟し、2030年までに事業活動で使用するすべての電力を再エネ電力に転換することを目標に掲げている。そうした取り組みの中、今回の大型物流倉庫工事への再エネ電力の導入は、目標達成に向けた重要な第一歩となるとしている。
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