ＢＥＳＳ、４月からリノベーション商品を本格導入

ワンダーテイストのＮＥＷＩＴのイメージ

　アールシーコア（東京都渋谷区、二木浩三社長）は３月２２日、同社が展開する「ＢＥＳＳ事業」の新商品として定額制のリノベーション商品「ＮＥＷＩＴ（ニュイット）」を発表した。４月から直営の東京・代官山「ＢＥＳＳスクエア」で取り扱いをはじめ、順次全国展開していく。

　提案対象は新築と同様に、ＢＥＳＳ展示場の登録来場客。戸建て住宅所有者や中古住宅購入希望者など条件的に新築が当てはまらない層に向けた商品として、今回のリノベーション企画を導入する。２階建てまでの木造在来工法が対象。

　商品のテイストは新築商品と同じ無垢材を生かした空間。新築商品をベースにした「ワンダーテイスト」「カントリーテイスト」「ジャパネスクテイスト」の３テイストがある。

　価格は定価制とし、テイストごとの標準工事費用とオプション工事費それぞれに定価を設定。標準工事には、耐震診断・補強、床下防腐防蟻工事、標準設備の全交換、内装工事、木製建具への交換、屋根・外装の再塗装などが含まれる。ワンダーテイストの標準工事価格は、３９０万円に既存建物の延べ床面積１ｍ^２あたり５．５万円を加算する。

　また、基本構造部分は、ハウスジーメンのリフォーム瑕疵保険による当初５年の保証に加え、５年目の点検による５年間の延長により、計１０年間保証する。設備は５年間の保証だが、オプションで１０年保証にも対応。