アキレス(東京都新宿区)は、建築用断熱材に関する4項目の機械・物理試験について、日本適合性認定協会の「JIS Q 17025(ISO/IEC 17025)」の試験所認定を取得したと発表した。これにより、国際的に通用する試験業務を自社で行うことができるようになった。
「JIS Q 17025(ISO/IEC 17025)」は、試験所が正確な測定を行う能力があるかどうかを国際規格に基づいて第三者機関が認定するもので、品質システムと技術力が審査される。
今回認定を取得したのは、栃木県足利市にある同社の商品試験センターで、認定範囲はJIS A 9521建築用断熱材(発泡プラスチック系断熱材)に関する4種類の試験(透湿係数、圧縮強さ、曲げ強さ、吸水量)。
今後は認定範囲をさらに広げ、「ジーワンボード」に続く高機能・高品質製品の開発を目指すとする。
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