神奈川県藤沢市の工務店ecomo(エコモ)の関連会社で、現場の管理を効率化するIoTを活用したロボットの開発などを手掛けるlog build(ログビルド、同市内)は、設計担当者や現場監督、職人らがスマホなどから、クラウド上のVR空間で現場の状況を確認・共有できるソフトウェア「Log Walk(ログウォーク)」を開発した。早ければ6月中旬にも全国の工務店に向けて展開する意向だ。
市販の360度カメラと独自開発したアプリを連携、現場を一通り歩きながら撮影するだけで、専用プラットフォームにVR空間が自動で生成される。これにより、日々変化する住宅の施工現場を死角なく360度写真で記録。VR空間でチャットしたり修正図面や写真データ、動画を挿入したりして施工上の指示を出したり、タグ付けして問題箇所を指摘したりもでき、事務所や自宅に居ながら現場を管理することが可能だ。
ログビルドでは、人手不足が深刻化する住宅業界で「現場に行かない効率的な管理」によって生産性を高めることを提唱。同時に現場監督の勘や経験に頼らない管理を実現するだけでなく、社内外全てのメンバーによるリモート施工管理が可能となる。・・・
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