エンジニアなどのIT人材限定のコミュニティ型賃貸住宅を展開するCEspace(東京都港区)は、三菱地所(東京都千代田区)を引受先とする第三者割当増資により資金調達を実施し、資本業務提携を締結した。
CEspaceは、ITエンジニア・クリエイター向けのコンセプト型賃貸住宅「TECH RESIDENCE(テックレジデンス)」を、都内4拠点、新潟1拠点で展開。地方で過ごしながら仕事を行うワーケーション事業も行っており、昨年からは地方自治体との連携も開始した。今回の提携により、TECH人材の育成や働き方、暮らし方に新たな選択肢を提供していくとともに、遊休不動産の活用や地方創生においても連携を図り、一人ひとりが豊かになる空間づくりを進めていくとする。
ポストコロナ時代におけるオフィスの多様化、住宅のワークプレイス化などへの取り組みを行う三菱地所では、今回の提携が既存事業の更なる付加価値向上や、これからの開発案件の新たなコンテンツ機能となるとしている。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。