アマゾンジャパン(東京都目黒区)はこのほど、AmazonとGlobal Optimismが取り組む「気候変動対策に関する誓約(The Climate Pledge)」への参加企業が、合計で105社に達したと発表した。
同誓約に署名した企業は合わせて、全世界で年間1兆4000億ドルを超える売り上げと16か国25業種で500万人以上の雇用を創出しており、これは、気候変動への取り組みについて、同誓約が大きな影響力を持てることを示している。
署名企業はいずれも、サプライチェーンの効率化や持続可能な輸送、循環型経済、クリーンエネルギー・ソリューションなど、様々な分野におけるイノベーションによって、科学的根拠に基づく気候変動対策を実践。さらに、多くの組織が、革新的なパッケージングと持続可能な製品の設計・開発に焦点を当てたネットゼロの実現を目指す取り組みに、有意義な形で顧客を巻き込んでいる。同時に、啓発キャンペーンや持続可能なショッピング体験を通じて、顧客が自ら炭素排出量を削減できるようにするソリューションを提供している。
「気候変動対策に関する誓約(The Climate Pledge)」は、パリ協定の目標を10年前倒しで達成する取り組みで、2040年までに炭素排出量の実質ゼロ化を達成することを公約するもの。署名企業は、「温室効果ガス排出量の定期的な計測と報告」、「効率改善、再生可能エネルギー、原材料削減、その他の炭素排出量削減戦略など、本質的なビジネス変革やイノベーションを通じ、パリ協定に沿った脱炭素化戦略を実行」などに同意している。
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