オートバックスセブン(東京都江東区)が展開するガレージライフスタイルブランド「GORDON MILLER(ゴードン ミラー)」はこのほど、ベツダイ東京支社(東京都港区)が運営する住宅エンターテインメントメディア「Dolive(ドライブ)」とコラボレーションし、ガレージハウスの新築規格住宅とリノベーションパッケージを開発すると発表した。今秋、Dolive取扱店にて販売を開始する予定だ。
両社は、これまでの「ガレージ」の概念を変えるガレージハウス開発を目的に「THE HOUSE GARAGE PROJECT」を始動。住宅デザインはGORDON MILLERのブランドトーンを踏襲し、ガレージを軸に「趣味空間」と「生活空間」を融合した。ライフスタイルに合わせた機能的で開放感のある大胆な間取りが特徴で、ガレージが孤立することなく、家族とゆるやかに繋がる空間を提案する。
暮らしの中心にガレージがある大胆な間取りの「FLATタイプ」は、「GORDON MILLER」らしい素材感を生かしたシンプルな仕上げの外壁と、モスグリーンの配色、大きな格子窓を採用した平屋住宅。奥行き7.7m、約28m2の大きなガレージは、居住スペースと繋がりのある空間を実現した。リビング・ダイニングの窓を開けると、ガレージと一体感のある広々としたアウトドアリビングとして活用可能。中2階のロフトスペースは、コレクションやワークスペースとして使用できる。
都市部など狭い土地でもガレージライフが楽しめる「COMPACTタイプ」は、ガレージを1階中心部分に設計した3階建て住宅。ガレージとエントランスの仕切りに大きなサッシを採用し、床を一続きの土間にすることで空間に広がりを持たせた。中2階と大きな吹き抜けで構成されたスキップフロアによって、2階ワークスペースやLDKなど各フロアとの繋がりを演出している。
リモートワークが定着することで仕事とプライベートの切り替えが難しくなるという課題も生じているとして、両社は、自宅でも静かな場所で働き、リフレッシュもしたい、アウトドアやレジャーも楽しみたいという声に対応。新しいガレージライフをコンセプトにしたガレージハウスを開発した。
「GORDON MILLER」では、カー用品からインテリア、キャンピングカーまで、さまざまな角度から「ガレージを中心に拡張するライフスタイル」を提案。取り扱いアイテム数は300アイテムを超え、同ブランド全体の2020年度売上高は前年比約300%と大きく伸長している。
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