ケイアイスター不動産(埼玉県本庄市)が5月14日発表した2021年3月期決算は、連結売上高が前年比29.0%増の1557億5300万円と過去最高額となった。経常利益も前年比102.3%増の127億8100万円と過去最高益を達成した。
主力事業の分譲住宅事業において、東京都市周辺部を主軸にシェアを拡大。土地の仕入れから売上までの期間(回転期間)を短縮し、工期短縮や工程改善などによるコスト低減も推進した。
2022年3月期通期の予想は、世界的な木材不足もあり先行き不透明な状況としつつも、連結売上高1850億円(前年比18.8%増)、経常利益152億円(同18.9%増)、当期利益100億円(同31.3%増)とした。2021年12月末までの販売計画分の木材は確保済みという。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。