八尾トーヨー住器(大阪府八尾市)は、昨年10月から12月までの3か月間にわたり工務店を対象に実施した「SDGs拡大キャンペーン」で、参画した工務店など72社から協力を得て集まった支援金を飢餓問題などに取り組む団体に寄付した。支援金の総額は41万円。それぞれ20万5千円ずつ、NGO法人日本国際飢餓対策機構と、カンボジアで孤児院支援や学校建設、貧困家族への就労支援を行うNPO法人グローブジャングルに寄付した。
キャンペーンは、LIXIL協賛のもとに対象商品の購入数に合わせて LIXILから八尾トーヨー住器に支援金が支払われ、それをNGO法人日本国際飢餓対策機構とNPO法人グローブジャングルに寄付することで、それらの団体を通してSDGsの目標達成を実現しようとするもの。
対象商品を購入した工務店においては、普段の事業活動の延長線上で、間接的にSDGsに取り組むことができるとして、2019年から活動の輪を広げている。
同社では今後も、 SDGsの課題解決を経営課題の一つと捉え、全従業員が一丸となって社会課題の解決に取り組むことで、企業価値の向上と持続的な社会の実現に貢献していくとしている。
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