Speee(東京都港区)が運営する不動産一括査定サイト「イエウール」はこのほど、住み替え経験者109人を対象に「住み替えに関する調査」を実施し、その結果を発表した。
『住み替え先の街や立地を選ぶ際に重視したこと』を複数回答で聞いたところ、「商業施設が多く、買い物がしやすいこと」が46.8%と最も多かった。理由としては「家を探す前はもっと自然の多い所に住みたいと思っていたが、やはり結局は周りの便利さを選んでしまった」、「老後を考えて駅近の物件にした」などが挙げられた。
2番目に多かったのは「街としての価値が高いこと」(45.0%)。理由としては「マンションの修繕積立金の値上がりが決まり、子どもの入学に合わせて住み替えを行うことにした。土地は価値が下がりにくい場所を選んだ」、「通学通勤通塾に便利、生活圏を大きく変えなくて済む、売るときに価値が下がりづらい、という条件で選んだ」など。3番目に多かったのは「駅沿線の使いやすさ」(44.0%)。こちらは「JRの終電繰り上げが決め手になった」、「防犯上優れており日当りも良く近隣に大きな総合病院があり交通の利便さが良くここに決めた」などの理由が聞かれた。
調査期間は4月2日~6日。回答者は、「イエウール」を利用したことがある20代~90代の男女。
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