リヴ(京都府向日市)はこのほど、ファミリー・ホスピス(東京都千代田区)が展開する木造4階建ての在宅ホスピス「ファミリー・ホスピス京都北山ハウス」(京都市北区)を施工した。オープンは5月を予定している。
同施設は、延床面積1730m2、高さ約15mの大型木造建築で、主要構造部に国内産木材を使用。全体の40%以上を京都市内産木材が占めるなど、地元の環境に配慮した建物となっている。利用者が「家に帰ってきた」と思えるよう、内装には一般住宅に使われる壁面クロスや照明を採用。木のぬくもりを感じられる施設で、快適で健康的な室内環境の形成に寄与したいとする。国土交通省が制定したBELS評価をもとに、ZEB認証を受けている。
木造ビルや木造ホテルなど多数の大型木造建築の実績を持つ同社は、そのノウハウを全国に発信し、地域の工務店を支援する「地産木造ビル推進本舗」事業を展開している。今後も、SDGs達成に貢献する木造ビルの普及を進め、地域環境保全・地域経済発展の動きを全国に広めていくとしている。
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