国土交通省は4月30日、本年度の「人生100年時代を支える住まい環境整備モデル事業」の募集を開始した。ライフステージに応じて変化する居住ニーズに対応して、高齢者、障害者、子育て世帯など誰もが安心して暮らせる住環境の整備を促進するため、民間事業者などによる先導的な事業を支援する。
本年度は、新型コロナの影響による生活困窮等への対応として、空き家等の改修による住まいの提供と見守りや自立支援を併せて実施する事業への補助を、「特定課題型」として新たに設けた。
補助内容は、補助率が建設工事費(建設・取得)1/10、改修工事費2/3、技術の検証費2/3。
子育て世帯向け住宅の整備や多様な世帯の互助を促進する地域交流拠点の整備、早めの住み替えやリフォームに関する相談機能の整備などを支援する「課題設定型」と、事業者が事業テーマを提案して行う先導的な取り組みを支援する「事業者提案型」、新設の「特定課題型」は上限額が1案件あたり3億円。課題設定型や事業者提案型の事業化に向けた調査・検討を支援する「事業育成型」が1案件あたり500万円。
応募締切りは「特定課題型」が9月30日(木)まで。それ以外は第1回が7月26日(月)まで。第2回が9月30日(木)まで。
詳細は、http://100nen-sw.jp/
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