国土交通省は4月28日、2020年度の新設住宅着工戸数を発表した。前年度比8.1%減の81万2164戸で2年度連続の減少となった。昨年5月の緊急事態宣言解除後は受注動向に持ち直しの傾向がみられたものの、過去10年間で最も低い水準となった。
持家は前年度比7.1%減の26万3097戸で2年連続の減少。1961年(昭和36年)の26万335戸以来の低水準となった。貸家は9.4%減の30万3018戸で4年度連続の減少。分譲住宅も7.9%減の23万9141戸で2年度連続の減少となった。うち戸建ては11.5%減の12万9351戸で6年度ぶりの減少、マンションは3.1%減の 10万8188戸で2年度連続の減少となった。
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