国土交通省は4月28日、3月の新設住宅着工戸数を発表した。持家・貸家・分譲住宅の全分野で増加し、前年同月比1.5%増の7万1787戸と21カ月ぶりの増加となった。貸家が31カ月ぶりに増加に転じた。
持家は0.1%増とほぼ前年並みの2万2340戸で5カ月連続の増加となった。貸家は2.6%増の2万7245戸。前年が大きく落ち込んだための反動増とみられるが約2年半ぶりの増加となった。分譲住宅は2.8%増の2万1824戸。うち戸建ては2.6%減の1万1319戸で16カ月連続の減少、マンションは9.4%増の1万392戸で2カ月ぶりの増加となった。