国土交通省は4月26日、3月の「建設労働需給調査結果」を発表した。全国の8職種の過不足率は0.3%の不足となり、2月と比べ0.2ポイント不足幅が縮小。前年同月比では0.3ポイントの縮小となった。
職種別の状況では、とび工、鉄筋工(土木)、鉄筋工(建築)で過剰、その他の職種で不足となっており、前月に続き配管工の不足率が最も大きく0.9%。また、型枠工(建築)の過不足率について、対前年の減少幅が1.3ポイント(0.6%過剰から0.7%不足)と大きくなっている。
8職種の今後の労働者の確保に関する見通しについては、全国で「普通」となっている。
同調査は、2021年3月10日~20日までの間の1日(日曜、休日を除く)を調査対象日として、1569店・社の手持現場8523カ所、一般工2万4267人を対象に調べたもの。
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