JIBUN HAUS.(東京都港区)はこのほど、同社のデザイン規格住宅ブランド「ジブンハウス」初の3階建住宅「THREE(スリー)」を販売開始した。
30代から40代の共働き夫婦を想定した住宅で、1階を「仕事をする和室」、2階を「家族との団らん」、3階を「癒しの空間」とすることで、「暮らしも仕事も充実させたい」というニーズに対応。1階から3階まで吹き抜けの中庭を設置し、都市にいながら自然を感じられる「暮らし、働き、旅をする」役割を兼ね備えた住宅として提供する。コロナ禍により自宅の役割が多様化するなか、各階を緩やかにつなげ、メリハリのある空間にしたことでライフスタイルに進化と調和をもたらすという。
1階には、「離れの茶室」を思わせる小上がりの和室と中庭があり、来客をもてなせるほか、仕事に集中できる場所としても活用可能。2階は、リビングとダイニングキッチンをつなぐ廊下にカウンターを設置。家族の様子を気にかけながら、仕事や作業をすることができる。床は木のぬくもりが感じられるタモ無垢のフローリングを採用。同住宅用に設計した平田椅子製作所のダイニングテーブルとチェアが標準装備されている。
3階は、心身を休めることに特化した“ホテルライク”な安らぎの空間で、バスルームにアステックが手がける御影石造りの和デザイン浴槽「和 WABURO」を標準装備。和のデザインを追求した浴槽で、自宅でも湯浴み体験をいつでも楽しむことができる。中庭に面したバスルームは、夜空を眺めて入浴できる「ビューバス」仕様で、まるでホテルや旅館に連れて行ってくれるかのような癒しの空間となっている。各階をつなぐ階段は、空間に広がりを与えるシースルー階段を採用。中庭・離れ・湯浴み空間で、緊張からリラックスへと気持ちが切り替えられる生活を実現した。
同社は今回、「日本の湯浴み文化」をテーマにホテル向け浴槽・浴室などを開発するアステック(神奈川県)の浴槽と、職人が手作りでオーダー家具を制作する平田椅子製作所(佐賀県)のテーブルとチェアを標準装備とした。ものづくりのストーリーを持った2社とともに、その空間にあった暮らしを提案していくとしている。
延床面積127.76m2(車庫・中庭含む)、本体価格2475万円(税込)。
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