修繕箇所とリフォーム費用を表示する空き家プラットフォーム

FANTAS technology（東京都渋谷区）は4月21日、空き家プラットフォーム「FANTAS repro（ファンタス リプロ）」の提供を開始した。

「FANTAS repro」は、空き家・中古戸建て物件の紹介や、入居にあたって必要となる費用をシミュレーションできるサービス。空き家や築年数が経過した中古住宅は、修繕箇所や安全性、入居するまでの期間や総費用が不透明である点が売買を難しくしているということに着目し、そういった問題を解消する。物件情報と合わせて要修繕ポイントを掲載するほか、要修繕箇所だけにとどまらず、理想の暮らしを実現するためのリフォームプランも選択でき、リフォームにかかる費用も可視化する。

同サービスでは、空き家などの中古物件でも安心して理想の住まいを探したい購入者と、要修繕リスクを低減し、収益性を高めたい空き家・中古住宅を取り扱う不動産会社の双方をサポートする。今後は、金融機関やリフォーム事業者と連携し、物件探しから購入、リフォームまでを一気通貫で支援するマッチングプラットフォームとすることを見据える。