国土交通省は4月20日、IoT技術等を活用した住宅等のリーディングプロジェクトを支援する「次世代住宅プロジェクト2021」(令和3年度サステナブル建築物等先導事業・次世代住宅型)の企画提案の募集を開始した。
子育て世帯・高齢者世帯など幅広い世帯のニーズに応える住生活関連の新たなビジネス市場の創出・拡大の促進を図るため、健康・介護、少子化対策等に寄与するIoT技術等を活用した住宅の実用化に向けた課題・効果等の実証を行う事業に対して支援を実施する。
取り組みテーマとしては、▽高齢者・障害者等の自立支援、▽健康管理の支援、▽防犯対策の充実、▽コミュニティの維持・形成、▽家事負担の軽減・時間短縮、▽物流効率化への貢献――など。
補助対象費用は、調査設計計画費、建設工事費、マネジメントシステムの整備費用等のうち、IoT技術に係るもののほか、効果の検証等に要する費用等。補助率は2分の1。補助限度額は1プロジェクトあたり5億円。
応募期間は5月31日まで。詳細はhttp://project.nikkeibp.co.jp/jisedaij/
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