国土交通省は4月19日、複数の住宅・建築物を連携し、エネルギーマネジメントシステム(EMS)の導入などを通じて街区全体として高い省エネ性能を実現するプロジェクトに対して支援する「省エネ街区支援事業」の企画提案の募集を開始した。募集期間は5月31日まで。
事業要件は、(1) 建築物省エネ法に基づく複数の住宅・建築物で連携した取組に係るエネルギー消費性能向上計画の認定を受けること (2) 当該事業に係る複数の住宅・建築物全体の設計一次エネルギー消費量が、基準一次エネルギー消費量に0.7を乗じたものに相当する数値を超えないこと ――など。
補助対象は▽EMSの導入に係る調査設計費、▽EMSの整備費、▽エネルギー消費性能向上計画に位置づけられ、EMSにより高い省エネ効果を発現するために設けられた設備 (自他供給型熱源機器、再エネ利用設備、 自他供給型熱源機器に必要な配管・電気配線、補機等)――など。
補助率は補助対象工事等の2分の1。補助限度額は1プロジェクトあたり5億円。
詳細はhttps://www.jabmee.or.jp/shoene-gaiku/
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