国土交通省は4月19日、地域の気候風土に応じた伝統技術を活用しながら、現行の省エネ基準では評価が難しい環境負荷低減対策等が図られた住宅建設を支援する「気候風土適応型プロジェクト2021」(令和3年度サステナブル建築物等先導事業・気候風土適応型)の企画提案の募集を開始した。応募期間は5月28日(金)まで。
補助額は、建設工事費のうち、先導的な技術を導入した場合の掛かり増し費用相当額の1/2以内の額で国交省が認める費用(補助対象建設工事費全体の10%以内または戸あたり100万円のうち少ない金額が上限額)。
主な事業要件は、(1)地域の気候風土に応じた建築技術を活用していること (2)現行の省エネ基準では評価が難しい環境負荷低減に寄与する複数の対策を行うこと (3)有識者による評価委員会により、長期優良住宅又は低炭素住宅と同程度に良質であると評価を受けること――など。
なお、第2回募集を7月26日~9月3日の期間で予定している。
詳細はhttps://www.kkj.or.jp/kikouhuudo/kikouhuudo_2021_oubo.html
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