シロアリ防除をはじめとした総合ハウスメンテナンスサービスを提供するアサンテ(東京都新宿区)は4月20日、23都府県におけるシロアリの羽アリの発生情報を知らせる2021年版「シロアリ注意報」をホームページ上に公開した。
同社では、過去10年間の羽アリの発生傾向と気候データから羽アリのピーク時期を知らせる「予報」と、羽アリの発生情報に基づく「注意報・警報」を作成し、シロアリ被害に対する注意喚起を行っている
同社は、今年のヤマトシロアリの羽アリの群飛(スウォーム)のピークは、平年よりも少し早くなる可能性があると予想。この時期、雨上がりで気温が上がった昼間、ヤマトシロアリの羽アリの群飛が起こる可能性が高いので注意を呼びかけている。
シロアリは、春先から初夏にかけて巣別れのために羽アリとなって飛び出すため、目視で確認可能。日本の家屋に大きな被害を与えるヤマトシロアリ(黒褐色の羽アリ)は4月から6月頃、イエシロアリ(赤褐色の羽アリ)は5月から7月頃に飛び立つ。
「シロアリ注意報」の調査地域は、宮城・山形・福島・新潟・茨城・長野・群馬・栃木・埼玉・東京・千葉・神奈川・静岡・山梨・愛知・三重・岐阜・滋賀・京都・奈良・和歌山・大阪・兵庫。
公開時期は7月上旬までを予定。
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