SUVACO(東京都港区)はこのほど、「あなたの今とこれからの住まい」と題したアンケート調査を実施し、その結果を発表した。
現在、家づくりを検討している人に対し、『新型コロナウイルスによる影響で、住宅購入あるいはリフォーム・リノベーションの要望や条件に変更があったか』聞いたところ、「より内装にこだわりたくなった」(22.1%)との回答が最も多かった。次いで「より広さを求めるようになった」(14.5%)、「より戸建てを求めるようになった」(13.7%)と、上位3位には室内環境に対する要望が並ぶ結果となった。一方、4~6位には「都心より郊外を検討するようになった」、「二拠点居住を検討するようになった」、「駅近にこだわらなくなった」とロケーションに関する回答が並んだ。
『新型コロナによる影響で、住宅購入、リフォーム・リノベーションを行う時期に変更があったか』については、半数以上が「影響なし」(56.5%)と回答。「様子を見ている」が22.9%、「前倒しした」が10.7%、「後ろ倒しした」が5.3%となった。
『新型コロナによる影響で、ライフスタイルや環境に変化があったか』との問いに対しては、63.4%が「変化があった」と回答。具体的には「家族や自身がリモートワークになった」、「外出・会食が減った」などの回答が多かった。
『現在の勤務形態』については、「ほぼ出社」が54.7%、「在宅と出社を組み合わせたハイブリット」と「ほぼ在宅勤務」がともに21.1%となった。
調査期間は、2020年12月26日~2021年1月17日。回答者数は175人(うち家づくり検討者は131人)。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。