旭化成建材(東京都千代田区)は、木材による外装仕上げ(木外壁材仕様)でフェノールフォーム断熱材「ネオマフォーム」を使った壁材仕様が防火構造30分の国土交通大臣認定を取得したと発表した。取得したのは、軸組み工法で2種(外張り断熱・付加断熱と充填断熱)、枠組壁工法で1種(外張り断熱・付加断熱)の3仕様。今回の認定取得で木造住宅の構造と断熱仕様の主要な組み合わせを網羅できるとしている。
3つの仕様の外装材はすべて木板(厚さ15~30mm、横張りまたは縦張り)で、木造軸組み工法の外張り断熱・付加断熱で4種類、充填断熱で2種類、木造枠組壁工法の外張り断熱・付加断熱で4種類の計10種類の認定を取得した。樹種に制限はなく各地の地場産材を適用することができる。
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