ケイアイスター不動産(埼玉県本庄市)は、土地仕入れにおいて使用してきた「KEIAI 仕入システム」を、AIを活用した「ミツカル Pro」へとアップデートすると発表した。4月~6月頃トライアルをはじめ、その結果を見ながら秋以降に本格稼働させたい考え。
「KEIAI 仕入システム」は、同社が過去の取り引きデータを元に開発した用地仕入れシステム。仕入れ担当者の経験や勘に頼らず、ビックデータを活用した最適な仕入れ価格提示を迅速に行うことによって、他社に先んじた開発用地の仕入れ・確保を実現してきた。同システムにより、2021年3月期第3四半期までの実績においても、前年度比で平均約130%の仕入れを可能にしているという。
今後、「ミツカル Pro」にアップデートすることで、AIによる価格推定を取り入れ、より精度が高くスピードの速い仕入れを実現していく。
住宅ビジネスに関する情報は「新建ハウジング」で。試読・購読の申し込みはこちら。