グローバルベイス(東京都渋谷区)とツクルバ(東京都目黒区)はこのほど、リノベーションマンション分野において提携し、都心に住むDINKSに向けたリノベーションマンションブランドを共同開発すると発表した。6月提供開始予定。
同ブランドでは、都内坪単価300~400万円前後の都心好立地エリア(表参道、広尾、麻布十番、恵比寿、渋谷 、中目黒、目黒、神泉、代々木など)に、販売価格4000~7000万円(専有面積35~60m2)のマンションを提供。デザイン性の高い質感のある素材をミックスしたリノベーションらしい内装を施し、トレンドに敏感な単身・DINKS世帯の「今」を満たすライフスタイルを実現する。
グローバルベイスが物件仕入れ、設計、フルスケルトン施工を行い、ツクルバがブランド企画開発、仕入れ・企画要件の決定、中古・リノベーション住宅の流通プラットフォーム「cowcamo(カウカモ)」上での販売を行う。
両社は、拡大傾向にある中古リノベーション住宅市場において、顧客が好みの中古マンション物件を探すのは難しくなっているとして今回の提携を実施。共同開発するリノベーションマンションブランドは、25万人超のユーザー数を有する「cowcamo」の顧客データをもとに物件探索エリアや顧客に求められる物件の要素を抽出し、暮らし方を軸にした物件仕入れ、設計を行う。これにより顧客は、自分に合った暮らしを実現できる「ブランド」から物件を簡単に見つけることが可能になる。
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