既存住宅インスペクター養成する研究会発足、３/２３に記念フォーラム

　既存住宅市場の関連団体が結集し、業種の垣根を越えて既存市場の活性化をめざす「既存住宅インスペクター教育研究会」（東京都新宿区、西生建代表/リニュアル仲介社長）が３月１日に設立された。

　研究会の大きなねらいは、各団体が実施する教育研修プログラムを相互に受講できるプラットフォームの構築と既存住宅の活性化に不可欠なインスペクションの普及・活用。
　建築士の有資格者を対象にする「既存住宅インスペクター」と、不動産業者などを対象にする「既存住宅アドバイザー」の認定制度を構築し、その養成・認定を進める。正会員は現時点で、リニュアル仲介（東京都新宿区）や日本モーゲージサービス（東京都港区）など１２団体を予定。

　これにともない設立記念フォーラムを３月２３日に開催する。当日は、国土交通省不動産業課・野村正史課長が登壇するほか、ＭＳＪグループ・鵜澤泰功代表、リクルート住宅総合研究所・矢部智仁所長による基調講演を行う。

　会場：東京都新宿区西新宿１-２５-１新宿センタービル３８階リニュアル仲介内
　日時：２０１２年３月２３日　１４：００〜
　参加費：無料
　申し込み先：ＦＡＸ０３・３３４６・４８２８