ミサワホーム(東京都新宿区)は4月9日、昨年4月の改正意匠法で新しく保護対象に加えられた「建築物」「内装」「画像」「組物」のデザインにおいて、住宅の内装やマンションに関する意匠など、2020年度に14件が登録されたと発表した。
住宅の内装に関する意匠(意匠登録 第1681118号)は、ウッドワンとの共願。ダイニングキッチンを中心とする空間を一体的に捉えて什器や家具のデザインを統一した内装設計で、一部のワゴンを外まで可動できるようにすることで、屋外までを大きなひとつながりの食空間としてデザインした。
画像では、 在宅状況の確認用画像に関する意匠(意匠登録 第1673703号)が登録された。オーナー向けのIoTライフサービス「LinkGates リンクゲイツ」で提供する家族の在宅状況を確認できる機能「おでかけおかえりスイッチ」の画像で、同社によると画像としては住宅業界初の意匠登録という。
この他、一組の家具セット(組物)に関する意匠(意匠登録 第1673724号)、マンション(建築物)に関する意匠(意匠登録 第1671961号、第1673701号、第1673702号、第1674418号)などが登録された。いずれも「組物」、「マンション」として初の意匠登録という。
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