東京・沖縄を中心に屋上テラス付き分譲戸建て住宅を販売するアイム・ユニバース(東京都杉並区)への問い合わせが、新型コロナ以降増えているという。
2020年4月7日に発令された緊急事態宣言前は、月あたりの問い合わせ件数は約60件、申込み件数は約10件だった。それが緊急事態宣言後は、問い合わせ件数が約115件、申込み件数が約20件へと倍増している。
同社はその要因について「テレワークの普及により、駅近の狭小物件から環境のいい郊外の戸建てへとニーズがシフトしていることに加え、外出自粛中でもおうちキャンプが楽しめる屋上テラスへの関心が高まっているため」と分析。OB顧客アンケートでも、屋上テラスをBBQやキャンプに活用しているとの声が多数寄せられているという。
同社では、おうち時間の価値観変化が今後も進むとみて、来期の18期は年300棟、20期には年500棟をめざす。また、木造住宅需要が高まっている沖縄において、分譲商品「バシレイオン琉球」の販売を強化していく。
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