埼玉県蕨市の工務店・トラストホーム(平塚宏一社長)を拠点に、東日本大震災の被災地支援活動を全国の工務店で行う「東北復興を支える会」では、宮城県女川町の職員宿舎を建設し寄付する。
同会では昨年5月から、日用品、自動車・自転車といった支援物資の提供をはじめ、女川町のクリスマスイルミネーションの設置など数々の被災地支援を実施。現在も毎月被災地で炊き出しを行っているという。
女川町役場から「自治体職員用の宿泊施設がほしい」との相談・要請を受け、同会会員の工務店各社が建設費用を寄付し、その寄付金での建設が決まった。
職員宿舎は高断熱仕様のログハウスとし、将来一般住宅として使えるよう3LDKの平屋建てで設計。極力地元の木材を使い、地元の職人や専門工事業者を手配して建築するという。建築費の約1800万円は全額寄付金でまかなう。
2012年3月15日の11時〜地鎮祭を行う。
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