ケイアイスター不動産(埼玉県本庄市)は4月8日、グループ会社Casa robotics(カーザロボティクス、群馬県高崎市)が提供する規格型平屋注文住宅「IKI」において国産材の利用を推進し、4月以降の契約分から使用する木材を国産材100%へ仕様変更すると発表した。
IKIは2020年8月から国産材の割合を増やしており、梁材を除いてすべて国産材を利用している。4月受注分から、強度のある集成材を利用することで、梁の部分も国産材の利用を開始。これにより、国産材使用100%を達成する。環境への影響を配慮した商品でありながら、税込599万円(17坪)~という購入しやすい価格で脱炭素住宅を目指す。
オプションのウッドデッキは、地元の協力業者と提携し、輸入材から地場産である栃木県、茨城県産のヒノキの材料に変更。施工方法についても見直しを行い、従来の3~4日間から1日での施工が可能となった。2坪4畳タイプが税込31万円~とリーズナブルな価格で提供する。
同住宅では、太陽光パネルを標準装備としており、購入しやすい価格ながら脱炭素への取り組みに参加できる商品となっている。同社では、2023年3月末までに累積500棟の販売を目指す。
ケイアイスター不動産グループでは、今後もESG/SDGsへの取り組みとして、誰もが購入することができる持家の実現、CO2排出の抑制、 再生可能エネルギー利用・開発促進を推進していくという。
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