オールハウス(広島県安芸郡)は、旅をテーマにシリーズ化を進めるコンセプト型リノベーションモデルルームの第4弾「TIME(時間)」を、4月10日に広島市安佐南区にオープンする。
外出自粛が求められるコロナ禍の過ごし方をデザインに落とし込んだ、レジリエンス対応のリノベーションモデルルームで、すべてに平等にある「TIME(時間)」をコンセプトに展開。サブタイトルの「~時を超えて繋がる想い~」は、チャールズ・チャップリン主演の「モダンタイムズ」にインスピレーションを受けたもので、“状況は厳しいが笑顔を忘れずに希望をもって歩んで行こう”という今の状況に必要なメッセージが込められている。
経年変化によって趣と時を重ねた美しさが深まる外観と、コロナ禍でリノベーション需要の高い衣類乾燥機や大容量のパントリー、アウトドアグッズを収納できる土間などによって、伝統へのリスペクトと現代のニーズを取り入れたリノベーションを行った。
1階リビングは、子どもが主役となる舞台をフロアから一段下がったスペースに設計。イタリアのコロッセオをイメージした仕様で、親や祖父母が子どもを囲み、互いの顔を見ながら楽しむ時間を過ごすことができる。リビングに繋がる階段は、アメリカ人の近代建築の巨匠フランク・ロイド・ライトの落水荘からインスピレーションを受け、建築物と自然界の調和を表現。外壁には、日本の伝統工法である杉の鎧張りと焼杉という技法を用いて、広島の歴史ある土地への敬意をデザインに落とし込んだ。
「長期化するコロナ禍でなかなか旅行に行けない中、さまざまな異国の要素をデザインに散りばめることで、まるで“住みながら旅をするような感覚”になれる住宅となっている」と同社。
本体価格は3350万円、延床面積は130.84m2(3LDK+1S)。見学会は完全予約制。
同社は、これからも新様式の生活に対応したレジリエンス住宅を提供し、顧客の暮らしがより充実したものになるようサポートしていくとしている。
同社リノベーションサイトはこちらから。
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