ヤマダ電機(群馬県高崎市、 一宮忠男社長)は3月9日、標準的な工事費込みで1kWあたり39万円台のオリジナル太陽光発電システムを10日から販売すると発表した。国や自治体の補助金を利用すれば、地域によっては1kWあたり30万円を切る可能性もある。
同システムは韓国S-ENERGY社製の高性能太陽光モジュールに、オムロン製のパワーコンディショナーとカラーモニター、日本フォームサービスの架台などを組み合わせたもの。一般的なメーカーのシステムは1kWあたり50万円程度で、今回のシステムは2割程度安い。
当面は一般家庭向け「3.84kWシステム」(セット価格153万円/1kWあたり約39万8400円)と、アパート向け「9.6kWシステム」(同380万円/同約39万5800円)の2つのプランを中心に販売する。
太陽光モジュールは25年の出力保証を付帯する(システムは10年保証)。有料オプションとして日照補償10年、動産総合保険10年、工事保証・瑕疵10年、安心点検8年を用意する。
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