エヌ・シー・エヌ(東京都港区)は3月30日、1997年から展開している同社独自の木造建築システム「SE構法」の出荷棟数が、累計2万5000棟を突破したと発表した。
「SE(Safety Engineering)構法」は、鉄骨造やRC造において主流だったラーメン構法を木造住宅に取り入れ、安全かつ便利に利用できるようにシステム化した同社独自の木造建築システム。すべての建物に構造計算を行い、そのデータをもとに設計することで、優れた耐震性能と自由度の高い空間を兼ね備えた家を実現する。
同社では、「日本に安心・安全な木構造を普及させる。日本に資産価値のある住宅を提供する仕組みをつくる。」を目標に掲げ、耐震性の高い木造住宅の提供と住宅の資産価値向上に向けた取り組みを行っている。また、木造住宅で培った構造計算のノウハウを活かし、幼稚園や介護施設、店舗やオフィスなど住宅以外の大規模木造建築へもSE構法の展開を拡大している。
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