フクビ化学工業(福井市)はこのほど、同社の高性能フェノールフォーム断熱材「フェノバボード」を採用した「シリーズ名:S-ZEH(S-ZEH研究会)」が、一般財団法人日本地域開発センターによる省エネルギー性の優れた住宅を表彰する「ハウス・オブ・ザ・イヤー・イン・エナジー2020」特別優秀賞を受賞したと発表した。
S-ZEH研究会は、一般社団法人高性能住宅コンソーシアムを運営するフォワードハウジングソリューションズ(東京都渋谷区)が、高性能住宅の普及を目的に立ち上げた組織。優れた断熱性能を実現する工法システムを提供し、高性能で健康的な家づくりをサポートする。フクビは、S-ZEH研究会を協力運営しており、フォワードハウジングソリューションズとはパートナーシップの関係性。
兵庫県の淡路島に「S-ZEH」モデルハウスの2棟目を開設予定。UA値0.28の超高断熱の性能を持つ「S-ZEH」を体感できるモデルハウスとして一般開放し、高性能住宅の普及・促進を図るとしている。
また、ストック住宅に対しての高性能化を実現した「垂水リノベーションモデル(兵庫県垂水区)」も工事を進行中。2020年度 次世代リフォーム実証事業に採択されたリノベーション事業であり、同社が主催するウェブセミナーの中でも、注目を集めている。
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