国土交通省が3月31日発表した2019年の水害被害額(確報値)は、全国で約2兆1800億円となり、2004年の被害額(約2兆200億円)を上回り、1年間の津波以外の水害被害額で統計開始以来最大となったことがわかった。津波以外の単一の被害額についても、「令和元年東日本台風」による被害額は約1兆8800億円となり、「平成30年7月豪雨」による被害額(約1兆2150億円)を上回り、統計開始以来最大の被害額となった。
福島県の被害額(約6823億円)が最も大きく、次いで、栃木県(約2610億円)、宮城県(約2530億円)となった。3県の被害額はそれぞれ1961年(昭和36年)の統計開始以来最大となった。
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