国土交通省は3月31日、2月の新設住宅着工戸数を発表した。持家は増加したが、貸家と分譲住宅が減少したため全体で前年同月比3.7%減の6万764戸となり20カ月連続の減少となった。2月としては過去10年間で最低水準となった。季節調整済年率換算値は80.8万戸で前月から0.8%増加した。
利用関係別の実数では、持家は前年同月比4.3%増の2万390戸で4か月連続の増加となったが、水準としては過去10年間で下から3番目と低調。
貸家は0.4%減の2万2556戸で30か月連続の減少。分譲住宅は14.6%減の1万7398戸で、一戸建住宅は4.0%減の1万470戸、マンションは27.5%減の6779戸となった。特にマンションの落ち込みが大きく、マンションは2月としては過去10年間で最低戸数となった。
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