YKK(東京都千代田区)は、グループ各社で着用している社服を4月1日リニューアルする。リニューアルした社服は今後、リサイクルし、そのリサイクル糸で社服を製造することで社服を通じたサーキュラーエコノミーの実践に挑戦するという。
また新たに導入するポロシャツは「国際フェアトレード認証」を受けたコットンを使用。同グループはこうした活動からもSDGsの目標達成を目指す。
リサイクルを担当するのは日本環境設計(JEPLAN、東京都千代田区)。リサイクルは、同社が運営する一般社団法人日本循環型社会形成推進協会を主体とした広域認定制度を活用したユニフォームリサイクル「BRING Uniform」の運用にて行う予定。
社服にはBRINGによるリサイクル回収対象品であることを示すBRINGのタグ(写真右)を付け、着用する従業員にサステナブルな取り組みへの意識向上を促す。
リニューアルは28年ぶりという。デザインや色などは従業員自身が選択・決定した。「創造性と生産性の向上」「安全性・機能性・快適性・デザイン性の追求」「YKKグループの一体感醸成」「ダイバーシティの実践」「循環型社会への取り組み推進」の5つの思想が反映されている。
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