HPは現在準備中につき、アウトライン化したイメージをご参照くださいませ。
今回は弊社がなぜ等身大のブランディングを行っているかをお伝えさせていただきました。
次回もよろしくお願いいたします。
工務店の問題は 工務店で解決する
「工務店の問題は工務店で解決する」をキーコンセプトに、今までCOMODO建築工房で培ってきた経験を工務店や店舗のプロデュースに活かすべく、COMODO★LABOを立ち上げました。商業視点のみならず、COMODOだからこそ出来る、建築視点まで視野を広げたマーケティングを見直し、ブランディングやディレクション、イベントのお手伝い、設計補助、写真や動画作成、HP作成や販促物にいたるまで一隅にまで気を配り、デザインの力で企業の魅力や価値の最適解を演出いたします。御社の今あるオンリーワンの事業価値を最適化し、未来に掲げた目標を具現化するプロデュース業です。
そもそもブランディングってなに?
企業価値を最適化する。誇張ではなく身の丈。これが私にとってのブランディングであり、大切にしてきた事でもあります。そこから何が出来るか、したいのか。現状を把握し、可能性を模索するための準備とも言えるかもしれません。意に反したお客様をもてなすのはとても苦痛ですし、双方にとって得がありません。コーヒーで例えますと、ホットを求める方とアイスを求める方がいらっしゃいますが、双方の平均を取ってしまうと結果求められるのは、なんと「ぬるいコーヒー」になってしまいます。平均的顧客をターゲットにしてしまうと、見事「誰も求めていないもの」が創造されます。顧客に選んで頂きたいのなら、大集団の平均を取らず、顧客層を具体的に細分化するということがブランディングに直結します。お客様がいらっしゃるから企業があるのではなく、提供したい商品やサービスによりお客様をご自身で創造するのです。ストレスなくお客様と向き合う、これがブランディングであると弊社は捉えております。
身の丈にあったブランディング
誇張したブランディングではいつかお客様にはバレます。まずは慎重にディレクションを 行います。御社の強みは? 弱みは? 脅威は? 現状を把握するため、直面している問題を定義し、理念(ビジョン・ミッション)を精査し、地場のマーケットを調査。最初は背伸びをせず、等身大の御社を最適解で表現します。それから身の丈にあった成長過程を導いていくのがブランディングと言えます。弊社はコンサルタント会社ではございませんので、売り上げを伸ばすことを目的とせず、御社が求めるお客様を呼び込む仕掛けを行います。それが結果的に企業の成長へと繋がると信じております。
会社を大きくするからお客様を増やすのではなく、お客様がいらっしゃるから会社を大きくするのです。
トータルバランス
さて、呼び込みたいお客様像に対して御社の商品やサービスは適しておりますでしょうか。高級ブティックとファストブランドでの対応はまるで違います。なんでもかんでも丁寧にもてなせばいいのではなく、あくまでお客様に合わせたサービスが不可欠となります。デザインで言えば、都会派には白と黒のような無彩色、自然派には緑や茶といったアースカラーをデザインに取り込みます。たったこの色使いの違いだけで無意識にお客様のリアクションは異なります。それらはHP、SNS、言葉遣い、フォント、本棚に並ぶ本、制服など、事細かく多岐にわたったブランディングによってターゲット層をもてなします。しかし、清潔感だけはどのターゲット層にも絶対条件と言えるでしょう。
ターゲットに合わせたアプローチ
「トータルバランス」の項目でも挙げたように、ターゲットとなるお客様層に直接届くアプローチは行っておりますでしょうか。宣伝する際、例えば掲載する雑誌の紙質を大切にしております。例え無料の取材であったとしても、COMODOの指針に沿わない場合はお断りをするほどに拘ります。SNSでの宣伝では、キーワードを設定し、意中のお客様へダイレクトに届くように設定します。誰かれ構わずの集客ではなく、お付き合いしたいお客様のイメージ像を明確にし、それに適した媒体のチョイスが大切と言えます。ブランディングで構築した企業イメージを印象付けるアプローチを心掛けましょう。
しかしながら、お問い合わせなどの絶対数は減少致しますが、打率は確実に上がります。勇気を持って発信することが、ブランディングに求められる項目と言えるでしょう。
お客様は神様?
お客様は神様ではございません。むしろ弱者であると捉えております。
商品があり、サービスがあり、ご自身で出来ない対価として金銭が発生します。商売はストレスを感じながらするものでは決してございません。近江商人に学んだ、売り手良し・買い手良し・世間良しの「三方良し」こそ商売の基本です。売りたい人に売る、買いたい人から買う、結果それが世間を潤し豊かな社会を創造します。立場をイーブンにし、その上でおもてなしが出来る。企業を継続し、ヒエラルキーを保ち続けるためにも、ブランディングによるブランド構築は大切な項目と言えます。
社内のためにも役に立つ
企業はお客様の為だけではなく、そこで働く社員や取引先、そしてそれらの家族にまで及ぶほど 影響のある存在です。ブランディングによって創造したお客様が集まり、売り上げが上がることで 賃金が向上、満足した社内環境により離職率の低下、更にそんな企業に憧れを抱き入社を希望するものまで現れてくる。
どんなに優秀な経営者であっても、目標に向かって共に取り組んでくれる社員がいるからこそ企業は成立します。そんな企業に誇りを持って、モチベーションを保ちながら取り組んでいただくためにも、ブランディングは一役買うのです。
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