リクルート住まいカンパニー(東京都港区)はこのほど、「東京都民が移住・二拠点居住したいエリアランキング」を発表した。調査対象は、東京都在住で、移住・二拠点居住を検討しているもしくは関心がある、20歳~69歳の男女。
移住したいエリアランキングの1位は「八王子・奥多摩エリア(東京都)」、2位は「鎌倉・三浦エリア(神奈川県)」と、首都圏がトップ2を占めた。続く3位は「石狩エリア(北海道)」、4位は「離島・諸島エリア(沖縄県)」、5位は「福岡エリア(福岡県)」となった。
二拠点居住したいエリアランキングでは、1位「鎌倉・三浦エリア(神奈川県)」、2位「八王子・奥多摩エリア(東京都)」、3位「湘南エリア(神奈川県)」と、首都圏が3位までを占めた。続く4位は「伊豆エリア(静岡県)」、5位は「那覇エリア(沖縄県)」、6位は「離島・諸島エリア(沖縄県)」となった。
地方移住または二拠点居住したい理由としては「自然が豊かな環境で生活したい」(56%)との回答が最多。次いで「「リラックス・リフレッシュできる時間・空間がほしいから」(41%)、「住居費を下げたい」(31%)、「広い家に住みたい」(30%)、「生活費を下げたい」(27%)となった。年代別にみると、20代・30代では「住居費を下げたい」、「満員電車での通勤をやめたい」が他の年代に比べて多かった。
新型コロナウイルスの感染拡大によって、地方移住・二拠点居住への関心が高まったかどうかを聞いたところ、「感染拡大以前は関心がなかったが、感染拡大で関心が生まれた」が16%、「感染拡大以前から関心があったが、感染拡大で関心が高まった」が36%と、合わせて52%が関心が生まれた・高まったと回答した。
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