積水ハウス(大阪府大阪市)は、今年6月に東京都狛江市で販売を開始する「グランドメゾン狛江」(総戸数は524戸)において、東京ガスの太陽熱利用ガス温水システム「SOLAMO(ソラモ)」と「ガスコージェネレーション」の2システムを使った「ダブル創エネ」を採用する。日本の分譲集合住宅では初の試みという。
屋上に設置したソラモで集めた太陽熱とガスコージェネレーションの排熱により貯湯器内の水道水を直接加温して約30度の予熱水をつくり、その温水を各住戸の「エコジョーズ」に供給する。給湯にかかるガス消費量を減らし、給湯器内で水道水を加温する従来方式と比べると、マンション全体で年間約180tのCO2を削減。1戸あたりのガス代を年間約 1万7000円節約できるとする。
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