給気口・吸気口・24時間換気口フィルター専門店 「フィルターコム」を運営する日本住材(埼玉県越谷市)はこのほど、2004年以降の建築物件に住んでいる主婦(主夫)1058人を対象に実施した換気口の認知度調査の結果を発表した。
「換気口」というワードを伝えず、部屋に付いている“四角くて白いやつ”を知っているか聞いたところ、52.8%が「知らない」と回答したことがわかった。2020年10月に実施した同様の調査では、「知らない」と答えたのは62.1%で、今回「知っている」人が9.3%増加した。
「知っている」と回答した人に機能について質問したところ、9割以上が「24時間換気ができる(94.6%)」と回答。一方、「湿気で結露ができてしまうのを防ぐ」は69.0%、「法律上は“常時開けておくこと”が義務付けられている」のを知っていたのは62.0%という結果になった。
実際の利用頻度については、「24時間開けている」が55.0%と最も多く、「使用していない」は19.9%だった。「暖房や冷房を使用する時は閉じている(9.4%)」、「1日に何度か開けたり閉めたりする(7.0%)」、「部屋にいない時は開けている(6.2%)」など、部屋の状況に合わせて開け閉めしている人もいた。
同社は、冬の季節とコロナによって換気の重要性が広まるなか、換気口の認知度がどのように変化したのかを調べるため調査を実施。今回の調査を機に、「換気口」を正しく使用してもらいたいとしている。
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